言われたことをやるだけではなく、人に教え、引っ張っていく立場のリーダーになりたいです

中途(未経験)

入社8年目

Y.H

  • 品質保証

インタビュー日:2024.02

Q. アイキャルに入社をした経緯を教えてください

アイキャルに入社前は、ラーメンのフランチャイズ本部側社員としてラーメン屋で働いていました。ラーメンを食べるのも作るのも好きで、小さい頃の夢でもあり働いていました。けれど、長時間労働などにより身体的にも精神的にも辛くなり、2年半で退職しました。その後、飲食業界ではなく別の業界で職を探すことにしました。その中でもIT業界にした理由は、中途未経験で他に雇ってくれる職種が少なかったことや、友人にIT業界で働いている人が多かったことなどからです。アイキャルを受けた際は、終始にこやかな感じで、緊張せず話すことが出来ました。1次面接の時から「やる気があるなら採用するよ」という雰囲気がありました。実際にそう思って頂けたのかは分かりませんが、1次面接を受けたその日のうちに2次面接の連絡を頂き、1週間位で内定が決まりました。とんとん拍子で内定を頂き、雇ってもらえるのは有難かったですし、すぐに働きたいという思いもあったので、そのまま就職することにしました。

Q. 研修ではどんなことを行いましたか?

僕の場合は入社後すぐに研修を受けたわけではなく、入社後はすぐに現場で働きました。その現場で約9か月働いた後、アイキャルに戻り、約2か月外部研修を受けました。今は社内で研修をしていますが、当時は色々なIT企業から勉強しに来る勉強会のような所へ行って研修を受けていました。研修では、まず教科書に沿って、JavaやHTML、データベースといったプログラムの基礎を学びました。次に、ブラックジャックやハイアンドローなどのプログラムを作る課題を行いました。

最初の現場は、行政機関システムのお客様対応で、お客様から依頼が来たデータの修正をする仕事をしていました。マニュアルはあったのですが、整理されていない部分もあり、分からないところは有識者に聞いて教えてもらいながら行うのが大変でした。けれど、プログラムを触ったことが無い素人だったので、自分で修正して動くのを経験できたのが楽しかったです。

Q. 今従事している仕事内容は?

開発部門が作ったシステムを、お客様に出せる品質になっているのか確認する、品質保証の仕事をしています。基本設計書,詳細設計書などのドキュメント確認や、単体テスト,結合テスト,総合テストの結果やエビデンスの確認、テスト終了後に検査項目を作成し実際にシステムを動かす動作確認などを行います。そして、ドキュメントの不備やシステムの不具合を発見したら、開発部門に修正を依頼します。

ドキュメントを検査する時は、前工程で設計した内容が漏れなくしっかり設計されているか、日本語が正しく使われているかなどを確認します。今一番苦労しているのは「てにをは」や、敬語表現(尊敬語,丁寧語,謙譲語)、句読点の位置などの体裁を検査することです。気にするお客様が見ると、体裁が整っていないと内容を見てもらえない場合もあるため、注意して確認しています。

テストを検査する時は、エビデンスとテスト項目が合っているかどうかの確認や、不具合のあった機能が正常通り動くか、通常テストしてなさそうな部分の検査などをしています。

Q. 仕事のやりがいは何ですか?

上司や他の方が見つけられなかった指摘を見つけられた時や、重要な指摘を出せた時にやりがいを感じます。

また、出来たシステムを実際に触ってテストするのは楽しいです。2回連続でボタンを押してみたり、キーボードのタブで入力フィールドを移動してみたり、色々触ってみて不具合を見つけると「やった」と思います。

品質保証の仕事では、まずは疑うことが大切だと思います。僕は流されやすい方で、ドキュメントに書いてある説明で納得してしまうことが多いのですが、どこか間違いがあるはずだと疑って見るようにしています。

それと、文章を作ることが自分の課題だと思っています。特に指摘をあげる際の文章には気を使って作成しています。指摘について突っ込んで書きすぎると嫌味のある文章になってしまいますし、逆に柔らかく書きすぎると修正しなくて良いと受け取れる文章になってしまうため、その塩梅が難しいです。角を立てずに修正してもらうにはどう書けばいいかを、いつも考えて作成しています。

Q. ワークライフバランスはとれていますか?

案件によっては現場に行かないと検査できない場合もありますが、基本的には週に1度の出社日以外、在宅勤務をしています。コロナ前は基本出社でしたが、その頃は上司が打ち合わせで忙しく、質問する時間が取れないことが多かったですが、今はリモート会議が多くなり、チャットで連絡入れておけば合間に時間を取っていただけるので、コミュニケーションが取りやすくなりました。在宅勤務は、慣れてしまえばチャットや電話での連絡は取りやすいですし、自分の時間が多く取れるので、働きやすいです。

アイキャルとしては出勤日でも、現場の会社では土日祝日以外に設定されたお休みが多くあり、そういう日は有休を使って休んでいます。その他の日でも休みは言えば取りやすい環境です。休みの日は、テレビを見たり、友人とご飯食べに行ったり、実家に帰ったりして過ごしています。ラーメンが今も好きで、食べたい時は自分で作りますが、気になるラーメン屋があると食べに行きます。会社の近くでは、いつも混んでますが「浜虎」がおすすめです。

Q. 今後の目標は?

言われたことをやるだけではなく、人に教え、引っ張っていく立場のリーダーになりたいと思っています。少しずつ教えてもらっている管理業務と普段の業務との折り合いをうまくつけて、管理業務のスキルを磨きたいです。昨年の4月から今年の3月までの案件では、フォローしてもらいつつ自分が主に担当しています。その案件では、言うべきタイミングで適切に指示を出せなかったことや、仕事の振り方などでうまく出来なかったという反省がありました。また4月から新たに大きな案件がありますが、その案件では反省を活かし努力していきたいと思っています。特にマルチタスクが苦手で、やることが増えると後回しにしたことが疎かになりがちですが、そこは訓練して改善したいです。さらに、上司が出ている打ち合わせにも積極的に出て勉強しています。

Q. アイキャルはどんな会社ですか?

アットホームで明るくて良い人が多く、年齢関係なく仲が良くて若手の意見も通りやすいと思います。働きやすい職場かと言われると、現場によって変わるとは思いますが、何かあったら営業の方が相談にのってくれます。会社としては、とても良い会社だと思います。

悪い点をあげるとすると、イベントでのビンゴ大会で社内の人ばかり当たることです!それと、福利厚生など会社から受け取れる恩恵について、現場にいると見れないので、もう少し発信してくれると嬉しいです。

Q. 最後に、求職者へメッセージをお願いします。

自分も未経験でしたが、正社員として雇っていただき、勉強して仕事ができる状態にしてくれたので、皆さんも不安なく入社できると思います。自分から勉強していかないと知識や技術が身に付かない部分はあり、勉強するのは大変かもしれませんが、勉強する場はしっかり与えてくれる会社だと思います。業界的にも、自分次第で何でもできる業界だと思います。面接などで、やりたいことをしっかり伝えれば汲み取ってくれる会社ですので、不安にならずに入社していただき、皆さんと一緒に働けたら嬉しいです。就職活動頑張ってください。